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リファレンス・モノラル・パワーアンプ
No53
標準価格 ¥4,000,000(税抜)/モノ1台
生産完了品につき流通在庫のみとなります
  • 2015
  • 2014
  • 2013
  • 2012
  • 2011
  • 2009
  • 2008

Mark Levinson待望のリファレンス・モノーラル・パワーアンプ

独自の高音質/高出力デジタル・パワーアンプ技術、Interleaved Power Technology (IPT:インターリーヴド・パワー・テクノロジー)を搭載した、Mark Levinson待望のリファレンス・モノーラル・パワーアンプの登場です。

特長

IPT:Interleaved Power Technology

4組のスイッチングアンプ間でオーディオ帯域をシェアすることで、スイッチング周波数を500kHz から2MHz に効率的に持ち上げ、デジタルアンプの宿命と思われた様々な問題を引き起こす全ての要因を可聴帯域の外へ排除する、ユニークな特許技術です。

新たなレベルの音質性能を獲得するための新たなアプローチ。

独自でユニークなアンプを造る事。ベストなサウンドのためにベストなアプローチを行う事。これがマークレビンソンに課された使命です。そして、ついに、マークレビンソン・リファレンス・パワーアンプの称号に値する、全く新しいモノーラル・パワーアンプが完成しました。

マークレビンソン独自のデジタルアンプ・テクノロジー

一般的にデジタル/スイッチング・アンプでは、オーディオ帯域に近接した周波数で急峻なフィルターを通さなければならないことが、位相に影響を与え音質に悪影響を及ぼしてきました。しかし、スイッチング周波数を効果的に上げる事が出来れば、フィルターを簡素化でき、音質を向上させることが可能です。

No53では、“interleaving”(インターリーヴィング)と呼ばれる手法により信号を4つのパートに分け、適合した各アンプに順次分配し、個別に増幅しています。そしてそれら全てをミックスすることで、一つの信号として取り出します。この手法により、スイッチング周波数は4倍の周波数に引き上げられます。穏やかでスムーズなフィルターをオーディオ帯域より遥かに高い周波数で使用することができ、音質への悪影響を防いでいます。再生周波数特性は 100kHzを超える帯域まで非常にクリーンな特性を得られています。これはNo53の持つユニークな技術的特徴の最初の一つです。

デジタルアンプにおいて、フィルターにはもう1つの側面があります。アンプの負荷となるスピーカーは、それ自体インダクタンスやキャパシタンス等を持ち、常に複雑に変化する非常にアクティブな負荷です。その複雑な負荷がアンプ自身のフィルターと影響し合う時、お互いに本来の能力を発揮できなくなってしまいます。No53ではアンプ内部のフィルターを大幅にシンプル化することによって、この様な相互干渉に伴う悪影響をも軽減させています。

No53のユニークな特徴のもう1つは、デジタルアンプ特有の“Dead Band”と呼ばれる非動作領域に関する技術です。デジタルアンプを形成するプラス-マイナス二つの領域のアンプは、常に交互にスイッチ・オンされ、出力素子を守るために両方のアンプを同時にオン状態にすることは出来ません。このため、両アンプが動作する継ぎ目に非動作領域が出来、非直線性の歪が生じます。非動作領域は、非常に短期間ですが信号の無い状態を作るため、耳で捕らえることのできる歪となります。No53では、オーバーラップ/アンダーラップと呼ばれる手法により短期間両デバイスを同時にオン状態にし、それら出力素子を損傷させる事無くコントロールすることを可能にし、デッド・バンドに伴う歪を完全に排除しました。
さらに、出力デバイスをそれぞれの動作領域で同時にオン状態にし、常にある程度のパワーを消費させることによって出力素子をいっそう働き易くしています。通電後、アンプがある動作温度に到達すると、それ以降はほとんど温度が変化しません。音量やスピーカーによる負荷変動、演奏時間に関わらず、常に一定の温度を保ち続けるため、パーツの能力と寿命を最大限に活かす事が出来ます。温度によりパフォーマンスを変化させる事が無いため、リスナーが望むままに音楽を楽しむことが可能です。これは、No53のもう一つの稀有な特徴と言えます。

ノイズ排除のために区画化された内部構成

ウルトラ・ローノイズ・パワーサプライ

No53のタワー型筐体の一番下、他の回路と完全にアイソレーション・シールドされた区画には、マークレビンソン自慢のウルトラ・ローノイズ・パワーサプライが収められています。メインパワーサプライには4個の巨大な47,000μF 低ESRコンデンサーと、電源磁界がオーディオ回路に影響を与えないようシールドケース内部に納められた特大2.8kVAローノイズ・トロイダル・トランスフォーマーを備えています。非常に効率的なデジタルアンプ回路を典型的なアナログ電源で動作させることにより、電源に重い負荷をかけずに大きなパワーを取り出すことが可能であり、結果的に出力から歪の少ないクリーンな音楽信号を取り出す事が可能になります。電源部には綿密なフィルタリングが施され、総括的に、必要な回路に必要な電源を供給する、マークレビンソン・アンプの伝統技法であるローカル・パワー・サプライの概念を用いて設計されています。

高電圧電源回路

高電圧電源回路はパワーアンプに似た回路構成を採っています。一般的な回路では、素子が十分な高電圧を処理できないため供給能力に限界がありますが、No53では独自の回路構築によってその処理を可能にし、高い供給能力を実現しています。このことは、さらに大きなダイナミックレンジ、クリーンな動作、高いパワーレベルを与え、速いスイッチングにより周波数帯域間での音質変化をより少なくしています。
巨大なメインパワーサプライはアンプ回路専用の電源回路として装備され、コンパクトな二次パワーサプライが動作環境の監視やコントロール回路用に装備されています。スタンバイまたはオンのモードの時には、両パワーサプライが動作状態となりますが、パワーセーブモード(スリープ時)には二次サプライのみが動作状態になり、電力消費を最小限に抑えます。

パワーアンプ

次の階層には、左右側面にそれぞれ4個の大型コイルとペアを為す4組のパワーアンプが最大のセパレーションを発揮するよう左右/前後対称のミラーイメージ・レイアウトで収められています。個々のアンプモジュールは本質的に1つの独立したパワーアンプで、No53により提供される非常にハイパワーな出力、大きなダイナミックレンジと目を瞠る透明性を備えた素晴らしいパフォーマンスの要です。4台のアンプは共に協調しながら作動する事で有効スイッチング周波数を500kHz から2MHzに持ち上げ、デジタルアンプとして考えうるベストな音質を作り出します。

オーディオ回路

No532同様、オーディオ回路には総括的にバランス設計が採られています。信号がボード間を伝播される時は、常にコモンモードリジェクションによるフィルター効果が得られるよう、ディファレンシャル・モードで通過します。
入力基板は他の総ての回路から完全に隔離された専用区画に納められています。基板には10GHzに渡る広帯域特性と低インピーダンス/低損失を誇る新素材による4レイヤー・ボードを採用。選び抜かれた高音質な最新パーツ群と、サーフェースマウント技術を用いたコンパクト設計により、信号経路を最短化し高品位でハイスピードな信号処理を可能にしています。入力ステージは並外れて高いコモンモード・ノイズリジェクションを持ち、アンプの信号経路におけるノイズの混入、増幅を防ぎます。バランス入力は直接そのままの形で処理され、アンバランス入力は入力ステージでバランス変換され伝送、増幅されます。

コントロール回路

アンプの最上層には専用の安定化電源回路を備えたコントロール回路が収納され、全てはデリケートなオーディオ回路から隔離されています。デジタルシグナルの一種であるコントロール信号は、マークレビンソン製D/Aコンバーターのデジタル伝送部に採用され定評のあるローボルテージ・ディファレンシャル・シグナリング(Low Voltage Differential Signaling : LVDS)伝送技術を用いる事で小電力化され、アナログ/スイッチング両オーディオ信号への干渉、影響を徹底排除しています。

総括的に、素材や構造の細部に渡って非常に多くの注意が払われており、全ての回路が低ノイズで、お互いに干渉し合わないよう隔離され遮蔽された構造となっています。

仕様

定格出力(20Hz~20KHz/THD 0.1%以下) 500W(@8Ω) / 1,000W(@4Ω)
周波数特性(-0.1dB) 10Hz-20kHz
S/N比 85dB以上(1W 出力時)
入力端子 XLRバランス×1、RCAアンバランス×1
電圧ゲイン 26.8 dB
入力インピーダンス 100kΩ(バランス)/50kΩ(アンバランス)
入力感度 2.83V(@8Ω定格出力時)
出力端子 大型バインディングポスト×2組
消費電力
スリープ時 41W
スタンバイ時 172W
無信号時 173W
定格出力時 (8Ω) 767W
寸法(W×H×D) 214×530×518mm
本体重量 61.2kg
梱包重量 74.8kg

※仕様および外観は、改良のため予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。

受賞歴

2015年

(株)音元出版 AV REVIEW
「オーディオ・ビジュアル・グランプリ2015 パワーアンプ(100万円以上)」受賞

2014年

(株)音元出版 AV REVIEW
「オーディオ・ビジュアル・グランプリ2014summer パワーアンプ(100万円以上)」受賞

2013年

(株)ステレオサウンド HiVi
「2013夏のベストバイ パワーアンプ部門(100万円以上)」受賞
(株)音元出版 AV REVIEW
「ビジュアルグランプリ2013SUMMER パワーアンプ」受賞

2012年

(株)音楽之友社 Stereo
「ベスト・バイ・コンポ2012 120万円超のパワーアンプ」受賞
(株)ステレオサウンド HiVi
「2012夏のベストバイ パワーアンプ部門(100万円超)」受賞
「2012冬のベストバイ パワーアンプ部門(100万円超)」受賞

2011年

(株)音楽之友社 ステレオ
「ベスト・バイ・コンポ2011 120万円超のパワーアンプ」受賞
(株)ステレオサウンド HiVi
「2011冬のベストバイ パワーアンプ部門(100万円超)」受賞

2009年

(株)音楽之友社 ステレオ
「ベスト・バイ・コンポーネント2009 120万円超のパワーアンプ」受賞

2008年

(株)音楽之友社 ステレオ
「ベスト・バイ・コンポーネント2008 100万円以上のパワーアンプ」受賞
「年間最優秀コンポ2008」受賞
(株)音元出版 オーディオアクセサリー
「オーディオ銘機賞 2009 メインアンプ部門」受賞
(株)ステレオサウンド ステレオサウンド
「ステレオサウンドグランプリ2008」受賞
「2008-2009 ザ・ベストバイ・コンポーネント パワーアンプ 200万円以上 第1位」受賞
(株)ステレオサウンド HiVi
「2008冬のベストバイ・パワーアンプ部門(100万円超)」受賞